投資方針/投資対象
投資検討と評価プロセス

投資方針

「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支えます」という三井住友海上の経営理念の下、当社は3つの投資観点で厳選した成長性の高いスタートアップに投資します。

投資観点 独自性、革新性、先見性

投資対象

インターネット関連・サービス・製造業等、幅広い業種を対象に、シードステージからレイターステージまで、あらゆるステージのスタートアップに投資します。

業種分布(投資額ベース)

投資金額50億円:インターネット関連28% ビジネス・サービス13% ヘルスケア9% 金融/保険8% 製造17% その他25%

業種分布(社数ベース)

社数60社:インターネット関連28% ビジネス・サービス13% ヘルスケア7% 金融/保険7% 製造17% その他28%

2023年3月末時点(2022年度実績)

ステージ別投資比率

当社はさまざまな業種に対して投資を行う一方、アーリーステージからレイターステージまで、あらゆるステージのスタートアップに投資しております。
2022年4月から2023年3月までの1年間におけるステージ別の投資状況は以下グラフを参照願います。

ステージ分布(投資額ベース)

投資金額50億円:アーリー49% ミドル27% レイター19% その他5%

ステージ分布(社数ベース)

社数60社:アーリー60% ミドル22% レイター8% その他10%

2023年3月末時点(2022年度実績)

追加投資比率推移

当社は、既存投資先に対する本業支援に注力した結果、順調に成長する既存投資先が増加し、既存投資先からの前向きな資金需要も増加しています。特に2022年度投資額に占める追加投資比率は以下グラフの通り2021年度から低下するも約50%となり、今後も新規投資だけでなく追加投資も重視する方針で臨みます。

追加投資比率推移:2012年度28% 2013年度38% 2014年度15% 2015年度17% 2016年度19% 2017年度20% 2018年度36% 2019年度25% 2020年度45% 2021年度59% 2022年度47% (2023年3月末時点)

2023年3月末時点

投資検討と評価のプロセス

案件発掘から投資に至るまで、以下のプロセスを経て投資先を厳選します。

書面での審査に偏ることなく、事業成功へ向けた経営者の情熱や経営陣のチームワークという人的要素に加え、事業規模の拡大可能性、商品開発力およびマーケティング能力等、様々な要素を考慮して投資先の将来性を評価します。

Step1 案件発掘 当社ネットワークやキャピタリストの独自ルートで投資候補先を発掘 Step2 評価・審査 投資候補先等との面談や資料をベースに事業評価および審査を実施 Step3 経営者プレゼンテーション 投資候補先の経営者によるプレゼンテーションを実施 Step4 投資委員会 投資委員会にて投資を決定 Step5 投資 投資契約書を締結し、投資を実行